プレスコット校の2日目。
軌道に乗ったと思える1日でした(SO君は体調を崩しお休みでした。電話ではもう一つ本調子ではないと言っていましたが、旅の疲れ、気候の変化によるものと思われます。常備薬を服用し大事をとっての休息の一日になっています。ホストマザーが1日面倒を見てくれていました)。
朝、登校後の生徒たちを撮影しました。順調に過ごせています。
ホームステイの序盤、それぞれの生徒が自分自身の拠点を築き、自分の力で軌道にのせていくたくましい姿を見ることができます。
軌道に乗ったと思えた瞬間を写真におさめました。
レセスタイム後にスクールバディーが、顔見世に来てくれました。午後の授業はそれぞれのスクールバディーと同じ授業を受けることになりました。オーストラリアの生徒たちは、リーダーシップに優れ、誰かのために役に立つことを喜びと感じて(むしろ当たり前というふうに)行動してくれます。生徒たちをフォローする何よりの助っ人登場というところです。
さて、本日の様子を以下に紹介します。
朝一でアドバンスコースの生徒は、本日の1日の授業のスケジュールをもらい早速現地の授業に参加です。「Artがあってよかった(RM)」「体育が雨で中止でラッキー(HK)」と言いつつ、わくわくした面持ちで現地の授業に参加していきました。体育は体育館で卓球になったのですが、体育の先生がRMさんがめちゃくちゃ上手だったと教えてくれました。日本では高校1年生の授業に参加していますが、数学は中学3年の1学期に教わった内容だったそうです。
その他の生徒は午前中はESLに参加です。
日本とオーストラリアの家族や建物などの違いについてプレゼンさせたり、時折、伝言ゲームなどをおりまぜたりもしながら生徒を楽しませながら授業は進みます。
昼食後は、バディーとともに、現地の授業に参加しました。
下のリストは工学院の生徒につくスクールバディーのリストです。中学2年生~高校2年生の生徒たちがボランティアで(日本に興味のある生徒も含め)サポートしてくれています。実は本日、Year11の生徒は午後授業がなく、図書館で宿題のサポート(チューター?)をしてくれたりしながら、担当の生徒たちはのんびり過ごしています。
この教室では、日本語の授業…。独壇場とおもいきや、日本での1日の過ごし方を英語で話す課題が課せられていました。オーストラリアの生徒は日本語でやるようです。
ここは美術の授業です。広告や雑誌を切り抜きアレンジして絵を描くという授業でした。MT君もHY君も飄々と涼しい顔で作品を作っていました。
ここは、たった一人で演劇の授業に参加。RSさん頑張ってました。
ここでは、パソコンを使って何かやっていました…。「大丈夫です。やることはわかっています」とSK君。
探しきれなかった生徒もいましたが、授業を終えた生徒たちの表情は活き活きとしていました。みんな本当にたくましい!というのがこれまでの率直な感想です。
最後に1枚紹介します。ホストマザーが学校の先生で迎えが少し遅くなる間、図書館で一人待つRSさん。日本に興味のある生徒に声をかけられました。その後、RSさんは日本語を、彼女は英語をお互いに教え合う時間になっていました。
偶然の出会いはとても素敵ですね。一人で歩き始めると、逆に出会いの世界がひろがっていく。すがすがしい気持ちで、プレスコットを後にしました。