プレスコット4日目。
プレスコット校の金曜日は5時間授業です。プレミアムフライデイというところでしょうか?今日も元気にみんな登校できました。
前置きが長くなりますが、朝のミーティングの内容を書きます。
アドバンスコースの生徒たちは朝から現地の授業に参加し、すでにサバイバルな中で奮闘していますが、「現地の授業にもっと早くから参加したい生徒はいる?」と朝一番で聴いたところ、SO君、KT君、TO君、RS君が名乗り出ました。難しくて良くわかない授業もあるけど、この4人は参加したいということです。これを受けて、学校と交渉した結果、来週の月曜日からレセスタイム後はクラスルームインテグレーションにこの4人は参加することとなりました。しっかりと要望を伝えれば叶えてくれる懐の深さや寛容な雰囲気がプレスコット校にはあります。
また、全員にスクールバディーの時間割を渡し、学校の見取り図をiPadに撮影させ、スクールバディーが迎えに来る前に、午後のクラスルームインテグレーションにめいめい自力で行くことに挑戦してもらいました(スクールバディーやジェーン先生もオーストラリアの現実の中でとても忙しそうだったので)。
結果は…。
パーフェクトです、生徒たちは、たくましくも、みんなスクールバディの授業に自力で合流できました。必要な情報を伝えられれば、後は自分で何とかする、それができる生徒たちです。すごいですね!自立を促すオーストラリアでは当たり前だよ、という顔をしながら、心では「たくましい生徒たち、いいぞ!!」と思っています。
本格的に軌道に乗ってきたと思います。
では、前置きが長くなりましたが、本日の生徒の様子をアップしていきます。
朝の集合写真から。
次にESLの様子です。
オーストラリアの地名についてレクチャーを受け…。
では、テストしますと、一人一人確認。
「日本の説明もしてくれる?」とジェーン先生。
オーストラリアの国技、フッティーとクリケットについて映像を用いながら説明。
オーストラリアフットボール(フッティー)の迫力に圧倒される生徒たち。
クイズレットのような問題をiPadに繋いで…、と授業は展開したのですが、本校生徒のiPadのセキュリティーが強すぎて、しばし混乱。それでも試行錯誤しながら、乗り越えていく生徒たち。
その頃、アドバンスコースの生徒は…。
こちらもiPadがWi-Fiにつながらず困った様子。交渉してノートパソコンを学校から貸してもらうことにしました。月曜からはパソコンを使う授業はOKです。
レセスタイムとランチの時間の様子。
プレスコット校の生徒に紛れ、売店に並ぶ生徒たち。工学院需要発生。
野球を普及させる2人…とうとうスクールバディーを1人、巻き込みました!!
月曜日にはオーストラリアンフットボールを教えてくれるそうです。さあ、何人になるのかな?
1人ゲット!にニンマリのリーダー。
私もスタッフルーム(コミュニケーションルーム?)におじゃま。ケーキをごちそうになりました。お言葉に甘え、滞在中はコーヒーを自由にいただいております。日本とオーストラリアの教育の違いについて情報交換の時間になっております。
午後のクラスルームインテグレーションの様子です。
試験後の授業らしく、課されていた課題をめいめいにやる時間。図書館で調べ物の時間になっているアドバンスコースの生徒。
「地理&経済&ビジネス」という授業。理解できているのかな?教室の奥にわけいって入っていくのが憚れ遠くから撮影。
「Work Studies」(直訳だと「仕事研究」ですが、日本で言うところのキャリア教育にあたるのでしょう)
ここは英語の授業。
ここは数学の授業、数学得意なKT君。クラスメイトから称賛されたとか。
日本の数学教育は世界一、と三浦先生の誇らしげな顔が目に浮かびますね。
「地理&経済&ビジネス」という授業、映像を見ていましたが理解できたかな?
この部屋にSUさんとHO君もいるはずだったのですがどこに行ったのかな?ごめんなさい、探しきれませんでした。
終わりに…。
ファミリーとの2回目の週末です。生徒たちに伝えたいことは、どこに行ったかとか、何を食べたかではなく、どんな時間をファミリーと過ごせたか、ということです。比較したって意味がありません。親は選べないのですから。大切なことは家族とのコミュニケーションの時間を生徒がどのように創造していくことができるか、です。
SO君がこんなことを言っていました。「ファミリーヒストリーを聴いてみよう!」
そんなことを言える彼によって素敵な会話の時間がファミリーとの間に生れるであろうことが容易に想像できます。一生懸命耳を傾ける彼の姿が目に浮かびます。そんな彼は間違いなくファミリーから見れば「Good Boy!!」です。
家族に何かしてもらうために来たのではなく、“日本代表中学生アンバサダー”として来ているのです。どんな状況下でも生徒たちに創造的で豊かな時間をつくる挑戦をしてほしいと思っています。中学3年生に求めるのはかなりハードルの高い目標かもしれませんが、生徒たちのたくましい姿を見ていると、「君たちならできる」と確信しています。Try Try Again!
では、良い週末を!!