プレスコット校の1枚目は、ESLのジェーン先生を囲んでのワンカットから。ジェーン先生は韓国ソウル出身、学生時代英語力を認められオーストラリアに留学。その後、オーストラリアで結婚され今に至っているそうです。
第2外国語を習得し、海外で生活している人に共通するのは、言語の習得の苦しさをふまえた中での、他言語を学ぶ学習者への共感的理解です。
他言語でのコミュニケーション力を母国語のレベルまで発展させるには、いくつもの壁があると思います。1967年にオーストラリアに家族で移住したイタリア系オーストラリア人の友人も、レイシズム(人種差別)の中で、母国語すら封印し、貝のように言葉を一言もしゃべられなくなった時期があったといいます。彼は、やがてオーストラリアの子ども番組でも人気のタレントになるのですが、頭の隅に隠してあったイタリア語が蘇ったのは、大学時代のイタリア語の授業だったそうです。No pain No gainということなのかもしれません。タレント引退後、英語とイタリア語、哲学の教員になり、人気教師として活躍していきます。
その国の言葉を使わなければなかなか前に進めないという体験を生徒たちはしています。一方で、生徒を見てると驚くほど柔軟に適応している、と驚きます。前向きで、くよくよしないのがとても素晴らしいと思っています。多感な中学3年生、「かわいい子には旅をさせろ」の気持ちで見守ってあげてください。
本日も、元気にみんな登校しました。一人隠れていますが。
午
午前中のESL。「国歌」や「家の構造」についてのレクチャー。
その頃、アドバンスコースの生徒は高校の集会に参加。
ドイツに2ヵ月留学したプレスコット校の生徒のプレゼンや、進路指導についてが主な内容でした。ざわざわと集まりましたが、生徒のリーダーが舞台中央で促すと一瞬にして沈黙の会場に。
音声等、全て生徒がサポートしていました。
ESLに戻ると…。レセスタイム前の少しリクリエーション的な授業に。レセスタイムが少し早目に終わったため、アドバンスコースの生徒も飛び入りで参加。
レセスタイム後、アドバンスコースの生徒2人に含め、4人の生徒がクラスルームインテグレーションに参加していきました。(アドバンスは高校生、その他の生徒は中学生の教室です)。ESL受講者は7人となります。一人一人のリアクションが求められる状況になりました。
オーストラリアの動物のレクチャー。
ここは、レセスタイム後、クラスルームインテグレーションに参加した生徒の教室。「物語を創ろう」という授業でした。日本語で物語をつくれと言われても難しい創造的な活動です。ファイトです。
日本人の生徒に付き合ってあげてていいよ、ということでスクールバディーと楽しい時間を過ごしています。日本では叱られるパターンです。「いいのかなー?」とSO君。
ここは高校生の部屋…。黙々と課題に取り組む周囲の生徒たち。
パソコン問題は解消しているアドバンスコースの生徒たち。ただ、他の生徒は既に取り組む課題(だいぶ前からでている課題のようです)があり、黙々と作業している中、進行中の現地の授業に途中から入るのはかなり難儀しています。
ランチタイムの様子。あいにくの雨。生徒の出足も鈍く、のんびり昼休み。それでも売店に行き、スナックやチキンヌードルを入手し食べる生徒たち。もちろんランチボックスはホストファミリーがもたせてくれております。育ち盛りですね。
スタッフルームで先生と交流後、ESLの部屋に戻ると既に生徒はクラスルームインテグレーションにめいめい出発していました。意気込みを感じます。
午後の授業の様子です。
「ドラマ」の授業に1人で参加する。RSさん。
ここは英語の授業です。
どちらも素敵な笑顔ですね!
ここは美術の授業です。カラーのカテゴライズのようなことをしようとしています。
明日晴れるといいな、と思いながら教室から教室へと生徒を探す間に、学校の様子を撮影しました。
5時間目と6時間目の移動の時間に。次の教室へと移動する生徒。
スタディーラインという、自学習の時間を過ごす2人。
本日も、みんな元気にプレスコットの日常を過ごす事が出来ました。
明日は、カンガルー島。朝は学校に6時集合。明日の準備をして、今夜は早く寝ましょう(ブログ更新を待たずに今日は寝てください)。