プレスコット校残り2日となりました。
他校に先駆けて、本日のメインイベントにフェアーウェルパーティー(お別れ会)が待っています。日本で準備してきたことをどれだけ発揮できるかが本日の見どころです。残念ながらタイトな日程がたたってか、TO君は本日お休みです。電話で本人と話したら「こんな大事な日にすいません」と、残念がっていました。健康第一です。明日の復帰を待ちます。
レセスタイム後の授業は、ジェーン先生のアドバイスの元、サンキューレターを書く時間をとりました。平日の木曜日、パーティーに参加できない家庭があらかじめわかっていたため、サンキューレターを渡すのはファミリーと過ごす最後の週末にしようと、生徒たちと話し合い決めました。
レター完成後、最後のパフォーマンスの準備をし、いよいよパーティー開幕です。1枚目の写真は、パーティーの終わる前に撮った本日最後の写真です。
この一瞬を切り取った写真が物語る密度の濃い時間を、生徒たちはどのように創っていったのか、本日の報告をしていきましょう。
午前中のESLの様子です。テキストをきっちりとジェーン先生は終わらせてくださいました。
一人で現地の授業に溶け込むRMさん。たくましさに磨きがかかりましたね。
弱音もはかず、黙々と現地の授業(課された課題)に挑戦しています。
レセスタイム後のサンキューレターを書く時間。
私がこれまで引率した生徒たちは便箋1枚書くのに四苦八苦していたという印象を持っていました。が、決まりきった文句ではなく、家族と過ごした具体的な時間を振り返り、生徒たちは黙々と下書きを書いていました。その原稿をジェーン先生のアドバイスを経て推敲していくという方法で、サンキューレターを完成させていきました。力を持った(英語力を含め、豊かな感受性を持った)生徒たちなのだと嬉しくなりました。
ランチタイムにプレゼントをとどけに来てくれたKT君のスクールバディー、デックラン君。単身でKT君の名を呼びESLの部屋まで届けに来てくれたのです!「俺も何か渡したい」と目をうるませながらKT君は喜んでいました。また、パーティーで会おうと帰っていきました。よかったですね。君の何かが確実に伝わったのだと思います。
メイドインオーストラリアのかわいいキーホールダー、一生の宝物。ざっくりしたつくりが、オーストラリアらしさでもあります。
ランチ後、パーティーに向けての最後の練習風景。みんな真剣です。
秘密裏に進めた、ジェーン先生へのプレゼント、明日の最後の授業で渡します。
ジェーン先生はこのブログを見ていないはず…。
いよいよパーティーの開幕です。
ファミリーの集まりを考えて、当初の予定を変更して、折り紙とけん玉のワークショップからスタート。和やかなムードが出来上がりました。
フォストファミリーが集まった所を見て、次のステージへ。
ソーラン節1回目…。気持ちを込めて踊ります。
拍手喝采の中。「一緒に踊りましょう!」「まねて下さい!」で2回目!!
「Too hard!」と驚くファミリーとスクールバディー、一緒に一生懸命踊ってくれました。お互いに拍手!
次は『花が咲く』。RMさんがこの歌が生れた背景についてファミリーに説明。
会場は静かに耳を傾けて聴いてくれています。
心を込めて生徒たちは歌いました。
「一緒に歌いましょう!」「さびだけでもお願いします!」
ハートフルに歌って下さるファミリーに感動。
会場が少ししんみりしたところで、修了証書の授与式です。
本日お休みのHO君には明日授与する予定です。
場所を変えて、お食事タイム。ピザが食べられないほど。サラダもいっぱい食べましょう。後半、あまーいスイーツも出てきました。
そして最後にみんなで記念写真。
準備してきたこと以上に、プログラムをアレンジし、変化をものともせずにパワーアップしていく生徒たち。
「置かれた場所で咲きなさい」美しく輝く花がそこここで咲く、素敵な夜になりました。