ついに最後の日がやってきました。長いようであっという間の時間でした。
今朝も生徒たちが登校してきました。日本に帰りたがっていた生徒達も少し寂しそうです。
午前中最初は、ESLの授業です。
学校と八王子紹介のプレゼン作成をしながら、Hanna先生に英語の本を読んで発音等を直していただきました。
その後のプレゼン発表では、時にHanna先生の質問に答えながら立派に英語で紹介をしていました。
ESL後半は、サンキューレターをそれぞれのホストファミリー宛に書きました。
辞書を使ったり本で確認したりしながら、一生懸命思いを綴っていました。生徒たちが書いた手紙を幾つか読ませてもらったのですが、感謝の思いをそれぞれの言葉で一生懸命書いていて、思わず涙が出てきそうでした。この手紙をもらったら、きっときっと嬉しいだろうな。読みながら胸が熱くなりました。
コーディネーターの先生とESLの先生への色紙も一緒に書きました。
途中でレセス用のお菓子もいただきました!
こちらは、レセスタイムの様子です。
そして最後の授業へ。バディと一緒に出かけて行きました。
美術の授業では、なんと音楽をかけながらのノリノリのデッサン。教室内にも音楽は流れていたのですが、それぞれ好きな音楽を聴きながらデッサンしている様子が印象的でした。
こちらは映画を撮影中。自分たちでストーリーを考えて映画を作っているそうです。国が変わっても、同じようなことをしているのですね。
ランチ前の最後の時間では、ソーラン節の練習です。
そして、最後のランチ。
ランチ後の時間に、ソーラン節の最終確認を行いました。みんなで入念にフォーメーションを確認しています。最後の最後まで、本当によく頑張っています!
そしていよいよフェアウェルパーティです。
会場はいつもの図書館。たくさんの生徒や先生たちが見にきてくれました。
ソーラン節は力一杯踊りました。大きな声とメリハリのついた動き、最高にカッコよかったです!
その後、「花は咲く」を歌いました。リーダーのK・S君が歌の説明をしてくれた後、みんなで歌いました。
実はこの時、カラオケではなくて歌入りの曲が流れるというハプニングが起きました。これは、メルセデスの機材をきちんと確認していなかった私の責任なのですが、そんな中でも生徒たちはしっかりと歌ってくれました。最初から自分たちの声が聞こえるようにしてあげられなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
メルセデスのみんなは、私をいつも助けてくれました。大変な時も、いつも前向きに自分を立て直して頑張ってくれました。
体調を崩すことなく、頑張り通せたことも、このメンバーの特徴です。みんなと一緒でよかった。たくましく行動してくれたメンバーに、私は本当に本当に助けてもらいました。心からありがとう。
一人一人修了証をもらい、コーディネーターの先生とESLの先生に色紙を送った後、メルセデスの生徒さんたちが歌を歌ってくれて、会は修了しました。
初めてのオーストラリアでの体験。それぞれにいろいろなことがあったかと思います。異国の地でバス通学をした生徒もたくさんいました。慣れない言葉にも苦労しました。毎日の外でのランチは寒かったね。オーストラリアと日本の違いを毎日感じながら、世界の広さと、そして自分が置かれた場所、日本という国を強く意識し、見直す時間にもなったかと思います。
そして、日本で待ってくれている家族のありがたさを、再度確認した時間でもあったよね。
ひとまわりもふたまわりも成長して、もうすぐ日本に帰ります。
みんな、本当に本当にお疲れ様。
そして支えてくださったすべてのみなさんに心から感謝です。本当にありがとうございました。
(おまけ)
今回、生徒たちの中から、何度も「もっと英語を勉強しよう」という言葉が出てきました。そう思えることが、今回の海外研修の最も大きな収穫かもしれません。
もっと英語で話したい、もっと勉強しよう、その思いが大きなモチベーションになって、きっと次につながってくれると思います。君たちの時間はたっぷりあります。たくさんの経験をして、たくさん勉強して、大きく大きく成長していって欲しいと心から願っています。頑張れ!